Windowsでメールサーバーを構築する方法
メールサーバーを構築
ネットワークのセットアップ 要件:
ステップ1
- ご自身のインターネットサービス・プロバイダに連絡し、静的IPによるインターネット接続をしたい旨を伝えて下さい。
ステップ2(既にドメインネームを取得済みの方は、次のステップ3へ進んで下さい)
- ムームードメインなどのドメインネーム取得サービスサイトで、希望するドメインネームが取得可能か確認して下さい。
- 希望するドメインネームが使用可能なら、必要情報を入力し登録して下さい。
ステップ3
- ご自身のドメインのAレコードを追加し、DNSを設定して下さい。
|例:mail.YourDomain.com
ステップ4
- DNS設定中に、ドメインのMXレコードとしてステップ3のAレコードを追加して下さい。
メールサーバー 仕組み
その他の設定
- DNSレコードの設定
a. SPF - 電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査するための仕組みです。
b. SRV - そのドメインで提供されているサービスの詳細な情報を記述するためのもので、自動的にメールクライアントを探し出す仕組みです。
- PTR
特定のIPアドレスに対応するホスト名を定義するもので、ドメイン名の逆引きに利用されます。プロバイダ規定のPTRを使用しているならメール運用に問題はありませんが、使用していない場合はプロバイダーに連絡し設定する必要があります。
メールサーバーホスティングサービス
- Amazon EC2のようなVPSを使用すれば、新しいパソコンやWindows等のOSを準備したりする手間は省くことが出来ます。
FAQ:
- 動的IPアドレスは使用可能ですか?
不可能です。メールサーバーを適切に運用するためには静的IPアドレスが必要です。
- PTRは絶対に必要ですか?
はい、必要です。もしPTRをお持ちで無いならプロバイダーに連絡して下さい。
- SPFレコードは必ず必要ですか?
必ずしも必要ではありませんが、有った方がより便利であると言えます。
- SRVレコードは必ず必要ですか?
いいえ、まだ広く普及しているとは言えませんので、必ずしも必要ではありません。しかしSPFと同様に有ればより便利であると言えるでしょう。
- MXレコードは必要でしょうか?
MXレコードは、メールの送信先を示すために必要です。
RESOURCES:
- ムームードメイン- ご自身のドメインを取得し運用することが可能です。
- AMAZON EC2 - ご自身でパソコンやOSを準備することが出来ない場合、アマゾンでクラウドサービスのレンタルをすることが出来ます。
- MX TOOL BOX - こちらのサイトでは、現在のDNS設定を確認することが出来ます。
- メールサーバー 構築 - EVOメールサーバー 日本語使い方ガイド
OutlookのタスクとToodledo を同期する方法
この何年かの間にToodledoは、GoogleやYahoo、iCloudなどの一般的に使われてきたタスク管理サービスとの違いを確立したおかげで広く使われるようになりました。ToodledoはLife Goals、Folder、Location、GTD、Subtasksなどのタスク管理方法を提供していますが、重要なタスクを見落としたくない層の方々にとっては、GTDを特に重宝していると思われます。
一つのタスクは、似たような他の複数のカテゴリーに同時に関連付けることが出来ます。これはToodledo独自のサービスと言えるでしょう。
それは、Toodledoは独自のweb GUIを持ち、iPhoneやAndroidはもちろん、(読み込みのみ・読み書き可能など対応の違いは有りますが)他のサードパーティ製のアプリもサポートしています。そういう訳で、様々なプラグインを使っての、ToodledoとOutlookのタスクの同期が注目されているのです。
個人的には多数のプラグインを試すのは、複雑な手順が必要であったり、不具合が発生したりでお勧め出来ないのが現状だと感じています。そこで、ずばり結論を先に言わせてもらえるなら、 EVO Collaborator for Outlook(以下ECO)を使って同期することが一番手っ取り早いと思います。
では、実際にToodledoと同期する際のECOの設定方法をご紹介します。
- Configure profileをクリックします。
- Profile 22– Not configuredを選択します。
- TESTをクリックします。
- Toodledoの認証画面で、ユーザーネーム・パスワードを入力します。
- Authorizeをクリックします。
- 完了したら、右上の×印をクリックします。
- Success(成功)のポップアップウィンドウが出たら終了です。
次に、Toodledoのアカウントの認証に問題なければ、同期が可能になっているので、確認してみましょう。
- Toodledoのweb GUI上でタスクを作ります。
- タスク(Folder、context、goal、location、status、priority、tagsなど)のプロパティを操作します。
- Outlookとの同期が終了したら、Outlookのタスクを開いて同期に問題が無いか確認します。
- web GUI上で操作したプロパティのカテゴリー下のシンボルが合っているか確認します。
- これと反対に、タスクのプロパティのタイトルを違う名前に編集したり、属するカテゴリーを変更してみます。それから、Toodledoのweb-GUI上でも同期されているか確認します。
今のところ、EVO Collaborator for OutlookとToodledo の同期に問題は見つかっていません。Toodledo とアウトルックを両方使う方々にとって、ECOはマストなアイテムであると言えるでしょう。