2018年12月15日土曜日

OwnCloudのカレンダーとコンタクトリストをOutlookと同期する方法

OwnCloud/Zimbra/NextCloudのカレンダーとコンタクトリストをOutlookと同期する方法

私にはOwncloud/Zimbra/NextCloudを使っている友人が何人かいますが、「Outlook 2016と同期する良いプラグインが無い」と嘆いていました。


私は、いくつかのソフトウェアのプラグインを使って、上記二つのサーバーを接続しようと試み、エボ・コラボレーターfor Outlookで成功しました!






必要なのは、下図の丸で囲んだ部分に、下記の情報を入力するだけでした。




  1. サーバーURL
    owncloud/nextcloudユーザーの場合
    https://servername_or_server_ip/owncloud/
  2. https://servername_or_server_ip/remote.php/

  3. zimbraユーザーの場合
    https://servername_or_server_ip/
  4. 自分のユーザーネームとパスワード

    あとは、プロファイルの残りの部分を入力するだけで、同期が進行します。
OwnCloud / Zimbraは、CardDAVとCalDAVをサポートしていますが、EVOのエボ・メールサーバーも同様にサポートしているのです。しかも、その使い勝手は大変良いと言えるでしょう。


2018年9月29日土曜日

AndroidとiCloudのカレンダー・コンタクトを同期する方法

AndroidとApple iCloudのカレンダー・コンタクトを同期する方法


今や世界中のアンドロイドユーザーは、スマホユーザーの半数以上を占めています。そんなユーザー達が困っている問題は、同期に関するものがほとんどです。


「Androidと、Apple iCloudやCardDAV/CalDAVってどうやって同期するの?」
現アンドロイドユーザーが、新しいアンドロイド・スマホの購入やiPhone XSへの乗り換えを躊躇する一番の理由が、データの同期や移行が面倒くさいということでしょう。



もし使用しているスマホがGoogle端末なら、Gmailの同期は簡単に出来るでしょう。でも、iCloudやZimbra、OwnCloudなどのクラウドサービスとの同期はどうすれば良いのでしょうか?
そこで、Androidのカレンダー・連絡先と、iCloudの同期の方法を説明します。

まず、CardDAV-syncとCalDAV-syncという2つのアプリを用意します。




CardDAV-syncは、GoogleのPlayストアでダウンロード出来ます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.dmfs.carddav.Sync




これを使えば、Androidの連絡先と、CardDAVサービスを使用するアップルのiCloudやZimbraなどとの同期が可能です。



CalDAV-syncもGoogleのPlayストアでダウンロード出来ます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.dmfs.caldav.lib




こちらのアプリは、Googleのカレンダーと、CalDAVサービスを使用しているiCloud、Owncloudなどとの同期を可能にします。丁度、EVO Mail Serverと同じことが出来るわけです。

これらのアプリを使う理由は簡単です。多数のクラウドサービスが、CardDAVとCalDAVのプロトコルを使用しているからなのです。

ちなみに、これらのアプリの詳細は以下のサイトで確認することが出来ます。
http://www.dmfs.org/ (英語サイト)

ただ、これらの方法ではAndoroidユーザーの同期問題を解決するだけです。では、アウトルックはどうすれば、GmailやiCloudと同期出来るのでしょうか?




その答えも簡単です。EVOコラボレーターfor Outlookを使えば良いのです。このソフトウェアは、簡単セットアップで動作し、OutlookとGmail・iCloudとの同期もすぐに出来てしまいます。

現代のモバイルユーザーにとって、CardDAV-syncとCalDAV-sync、そしてEVOコラボレーターfor Outlookは正に三種の神器と言える訳です。

AndroidとiCloud(又はZimbra)のカレンダー・コンタクトを同期する方法


2018年5月31日木曜日

iPhoneからAndroidにアドレス帳・カレンダーを転送する方法

iPhoneからAndroidにコンタクトリスト・カレンダーを同期する方法

近年スマホは一人一台が当たり前の時代になりました。毎年ニューモデルが発表され、その度に新機種に変更する人も少なくありません。でも、アドレス帳やカレンダーのデータを新しく購入した機種に移動するには、複雑な手順が必要な場合が多々あると思います。




昔はメーカー提供のツールを使ってインポート・エクスポートをするしか方法がありませんでしたが、現在は、iCloudやGoogleといったクラウドサービスを利用している方も多いでしょう。


しかしながら、アンドロイドからiPhone、またはその逆の場合のデータ転送・同期は非常に頭を悩まされます。そのような場合、単純に二台のスマホ間でデータ転送をするようなことは殆ど無く、二つの異なるクラウド間でのデータ転送をすることになるでしょう。

アンドロイド

ここは素直にEVO Collaborator for Outlookを使うべきでしょう。このアドインを使えば、様々なクラウド間で直接データの転送が可能になります。


では、早速やり方を説明しましょう。以下は例として、iCloudからGmailへのデータ同期方法です。



  1. まず、Outlookを終了します
  2. EVOコラボレーターfor Outlookをダウンロード・インストールしたら、管理者権限で実行します。
  3. 次にOutlookを実行します。
  4. 設定を開き、左側からiCloudとGmailの二つのプロファイルをクリックします。
  5. ユーザーネームとパスワードを入力し認証を終了させたら、Testをクリックし終了します。
  6. EVOのリボン上で、同期させたい連絡帳・予定表・タスクを選択し、Explore server(サーバ検索)を選択します。
  7. 左からProfile2を選択すると、ご自身のiCloud内の全ての転送可能なリストが表示されます。
  8. 上記で表示されたリスト内で転送したいものを選択します。複数選択する場合は、CtrlとA、又はCtrlとマウスのクリックを使って選択して下さい。
  9. C2C Cloud to Cloud Copyをクリックすれば複製作業が始まります。

現在、主要なスマートフォンのプラットフォームはGoogleのAndroid・AppleのiOS・BlackberryのOS10などがあります。その内、OS10とiOSはそれぞれ専用のOSですが、AndroidはSonyを始め、Xiaomi・Huawei・Oppoなど多数のスマホに採用されています。


EVOコラボレーターfor Outlookを使えば、これらの多種多様なクラウドサービス間での同期や転送が簡単に可能になるのです。


2018年5月6日日曜日

Outlook.comのカレンダーとアドレス帳に同期する方法

Outlook.COMのカレンダーとコンタクトリストに同期する方法

グーグルにはGメールがあるけど、マイクロソフトには何がある?

HOTMAILは1995年以来多くの人に使われています。1997年にMSN HOTメールに名称を変更し、様々なWindowsのサービスと提携してきました。2005年にGメールが登場すると、Windows Live Hotmailとして更に速く、簡単で、安全なサービスとなりました。2015年には、Hotmail、Windows Live Hotmail、Outlook.comは、Office365に統合されました。



WINDOWS LIVE MAIL APIについて

大抵の人は、Outlook2007、2010、2013、2016で、カレンダーやコンタクトを使用していると思います。その中で、Outlook2013だけが、Exchangeサーバーサービスを使用するMAPI経由でアクセスすることが可能です。では、Outlook2007や2010はどうすれば良いのでしょうか?

研究などでの使用に関しては、Outlook2007 sp3とOutlook2010 sp2を使うようにマイクロソフトは言っています。でも、マイクロソフトは既にOutlook2007のサポートを打ち切っていますし、Outlook2010のサポートも2015年10月13日に打ち切りました。

そのため多くのユーザーは、Outlook2007と2010を使用するために、HotmailやOutllookと接続するサービスを探しています。幸いなことに、EVO Collaborator for Outlookのようなサードパーティ製のソフトを使えば、Outlook.comのAPIを実行できます。このソフトのAPIはaka Graph APIにも接続可能で、Outlookのカレンダーやコンタクトとの同期が可能です。

Outlook予定表とGoogleカレンダーを同期する方法


  1. まず、EVOのサイトからEVO Collaborator for Outlookソフトをダウンロードします。EVO's Official Site (管理者権限でインストールして下さい)
  2. 次に、Configure Profiles(設定)をクリックします。
  3. Outlook.com-not configuredを選択します。
  4. OutlookのEメールアドレスとパスワードを入力し、下部のTESTをクリックします。
  5. 使用許可に同意し、YESをクリックします。
  6. ポップアップウィンドウを閉じ、続けます。
  7. 完了したらOKボタンをクリックし、Applyをクリックすると設定を保存できます。
  8. ECOをインストールする前に、Browse localをクリックし、OutlookからCloudへ元の情報をコピーして下さい。

Microsoft Graph APIについて



先に触れましたように、Office365 (Exchange Online) はOutlook.comの全てのサービスを引き継ぎました。Office 365 APIはサードパーティ製のソフトを使っての、OutlookとOffice365サービス間の同期が可能です。Windows 用のメール サーバー ソフトウェアを探している場合は、この Web サイトにアクセスしてください。


2018年3月22日木曜日

グーグルカレンダーの同期エラー2016について

Google Calendar Sync Error 2016 終了

2014年8月1日Google Calendar Syncサービス終了をグーグルが使えなくしてしまった為、その恩恵に授かっていた大勢の人は悲しんでいることでしょう。特にアウトルックのユーザーには大きな痛手になってしまいました。

解決方法を探ってみると、下記の3つの方法が見つかりました。


  1. エボコラボレーター for Outlook を使う
    Outlook Google カレンダー 同期 終了
    GoogleやiCloud、Yahooなどの既存のサービスよりも広範囲なCardDAV/CAlDAVサービスをカバーしています。インストールしてしまえば、操作は非常に簡単です。もし、プロファイルの変更やコンタクトリスト、カレンダー、タスクリストの変更があれば、自動的に同期してくれます。特に、クラウドからクラウドへとコピーする性能は非常に優れています。
  2. Bynari WebDAV Collaborator を使う
    インストール後に、プロファイル毎に10箇所以上の設定をする必要があります。ユーザーにとっては少し扱いにくいかもしれません。同期モードの設定方法も簡単ではありません。

    もし、ユーザーが各設定方法を正確に把握していたら、選択肢の一つになり得るかもしれません。
  3. ICal4OL を使う
    2のBynariより更に複雑です。より高度で自由な設定が可能ですが、理解するまでに大変な時間がかかります。使いこなせるようになるまでに、設定を理解するだけで疲れきってしまい、最終的には使うことを諦めてしまうでしょう。

Googleは、Googleのアプリを購入するよう仕向けているように考えられますが、まだまだ諦めるには早いと思います。更に便利で簡単な選択肢はあるのです!

グーグルカレンダーの同期エラー2016について

2018年3月1日木曜日

アンドロイドの連絡先カレンダーをOUTLOOKと同期する方法

Androidの連絡先・カレンダーを同期する方法を知っていますか?


Android Outlook スケジュール同期
多くのアンドロイドユーザーは、グーグルが提供するCloudサービスであるGmailを使用していると思います。それで、同期をするためにはGoogle Apps Sync for Microsoft OutlookやGoogle Calendar Syncと同じ動作をするツールが必要になってくる訳です。


Android Outlook 連絡先 同期困ったことに・・



ご存知の方も多いと思いますが、2014年8月1日より、グーグルは無料の同期サービスを中止してしまいました。


EVO Collaborator for OutlookはCardDAV and CalDAVを使用したOutlookのプラグインです。


EVOコラボレーターfor OutlookとOutlookは、GmailとOutlook間での双方向同期が可能です。どちらの同期もGmailアカウントとAndroidスマホとの同期が可能です。


CardDAV とCalDAV とは?


Android Outlook 同期できない

簡単に言えば、CardDAVとCalDAVは、連絡先やカレンダー(予定表)に接続するためのプロトコルです。グーグルはこれらのAPIを使い同期させ、使用者が必要とするサービスに接続するのです。

では一体どうすればいいの?


ECOを使えば非常に簡単に出来てしまいます。


  1. まず、EVOのサイトからソフトをダウンロードします。EVO's Official Site (管理者権限でインストールして下さい)
  2. 次にOutlookを開き、上部のバナーからEVOのリボンを選択します。そして、設定(Configure profile)をクリックします。

  3. 上から6番目のProfile(Gmail)を選択し、GmailのEメールアドレスとユーザーネームを入力します。TESTをクリックすれば、Google's OAuth 2.0が始まります。


  4. すぐにAndroidスマホとOutlookの同期は完了するはずです。
自分だけのCloudサーバーを設立しよう!

Gmailは確かに素晴らしいツールですが、重要な情報を保存しておくのに適しているとは断言できません。特に、業務で使用するなら絶対に自社のクラウドサーバーを設立することをお勧めします!

EVOメールサーバ

更に、CardDAVとCalDAVのアドオンであるEVO Mail Serverを使えば、Outlookのコンタクト・カレンダー・タスクの全てを同期することが可能です。


YOSHI

2018年2月24日土曜日

OutlookとBaïkalのCalDAVサーバー同期する方法

Outlook 2016/Office 365とBaïkalのCalDAVサーバー同期する方法

会社のドイツ人の同僚が、Googleカレンダーの同期が終了してしまった事について話していました。彼は丁度オープンソースのBaikal CardDAV/CalDAVサーバーに移行したばかりで、iPhoneとの同期は問題ありませんでしたが、一番心配していたのはOutlookとの同期でした。


大勢の人がこういった類のグーグルカレンダーとの同期問題についての解決方法を探していると思います。そこで、エボ・コラボレーター for Outlookを使ってBaïkalサーバーとの同期が可能かどうかを試してみました。



  1. ECOに下記のBaikal CardDAVのURLまたは、Baikal CalDAVのURLを入力します。そして、Baikal autodiscoveryを使います。

    https://domain_name:port/baikal/
  2. その後、ユーザーネームとパスワードを入力するだけで、BaikalのWebDavサービスに接続することが出来ました。

もちろん、私が同僚にこの方法を教えてあげると、彼はOutlookとBaikalの同期に難なく成功しました。

OutlookとBaïkalのCalDAVサーバー同期する方法

2018年2月2日金曜日

GoogleのタスクリストをOutlookに同期する方法

GoogleのタスクリストをOutlookに同期する方法


OutlookとGoogleのタスクリストを同期するために苦労している方が多いと聞きます。iCloudやYahooでは無く、どうしてGoogleのTASKリストに拘るのか、私は不思議に思っていました。そこで、少し調べてみると意外な事実が分かりました。

Google Tasks APIとCalDAV Tasks APIについて




私は、Google Tasks APIは他のCalDAV protocolを使うものとは異り、CalDAV Tasksとは互換性が無いということを発見しました。


Gmailのアカウントを使っているユーザーは、Google側の意向として、CalDAV APIを使用しているGoogleカレンダーよりもGmailに拘っていることに気づいていると思います。CalDAV TasksとCalDAV スケジュールは同類項に属すると言えるのです。




Google Tasks APIを使用する利点として、下方へ連なり広がるタスクとサブタスクの関係を示す「ツリー構造」が挙げられます。


更に進化したEVO コラボレーター for Outlook


実は以前に、EVOソフトウェアの開発部より「EVOコラボレーター for Outlook(以下ECO)が新たにGoogleのタスクリストに対応した」というお知らせを受け取っていました。でも、その時は大して関心がありませんでした。私自身でECOを試してみたので、以下に詳しい方法を記載しておきます。


    1. EVOの公式サイトからECOをダウンロードします
  1. インストールしたECOを管理者権限でインストールします

  2. リボンから設定を選択し、Gmailのアカウントを入力します
  3. TESTをクリックし、Gmail OAuth 2.0を進めます
  4. 自動でURLアドレスが補填されます
  5. 次に、フォルダーアイコンが表示されます。複数のフォルダーが使用可能なら、複数のフォルダーが表示されますので、使用したいフォルダーを選択します。
  6. Apply、Quitと順番にクリックします。
  7. 同期完了後、タスクが表示されます。


ECOでGoogleのタスクリストは簡単に動作しました。また、全てのメタデータも問題無く保存されています。


結論として、ECOはこの手の同期で苦労している人たちの救世主と言えるでしょう。