OutlookとGoogleのタスクリストを同期するために苦労している方が多いと聞きます。iCloudやYahooでは無く、どうしてGoogleのTASKリストに拘るのか、私は不思議に思っていました。そこで、少し調べてみると意外な事実が分かりました。
Google Tasks APIとCalDAV Tasks APIについて
私は、Google Tasks APIは他のCalDAV protocolを使うものとは異り、CalDAV Tasksとは互換性が無いということを発見しました。
Gmailのアカウントを使っているユーザーは、Google側の意向として、CalDAV APIを使用しているGoogleカレンダーよりもGmailに拘っていることに気づいていると思います。CalDAV TasksとCalDAV スケジュールは同類項に属すると言えるのです。
Google Tasks APIを使用する利点として、下方へ連なり広がるタスクとサブタスクの関係を示す「ツリー構造」が挙げられます。
更に進化したEVO コラボレーター for Outlook
実は以前に、EVOソフトウェアの開発部より「EVOコラボレーター for Outlook(以下ECO)が新たにGoogleのタスクリストに対応した」というお知らせを受け取っていました。でも、その時は大して関心がありませんでした。私自身でECOを試してみたので、以下に詳しい方法を記載しておきます。
- EVOの公式サイトからECOをダウンロードします
- インストールしたECOを管理者権限でインストールします
- リボンから設定を選択し、Gmailのアカウントを入力します
- TESTをクリックし、Gmail OAuth 2.0を進めます
- 自動でURLアドレスが補填されます
- 次に、フォルダーアイコンが表示されます。複数のフォルダーが使用可能なら、複数のフォルダーが表示されますので、使用したいフォルダーを選択します。
- Apply、Quitと順番にクリックします。
- 同期完了後、タスクが表示されます。
ECOでGoogleのタスクリストは簡単に動作しました。また、全てのメタデータも問題無く保存されています。
結論として、ECOはこの手の同期で苦労している人たちの救世主と言えるでしょう。
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