AndroidとApple iCloudのカレンダー・コンタクトを同期する方法
今や世界中のアンドロイドユーザーは、スマホユーザーの半数以上を占めています。そんなユーザー達が困っている問題は、同期に関するものがほとんどです。
「Androidと、Apple iCloudやCardDAV/CalDAVってどうやって同期するの?」現アンドロイドユーザーが、新しいアンドロイド・スマホの購入やiPhone XSへの乗り換えを躊躇する一番の理由が、データの同期や移行が面倒くさいということでしょう。
もし使用しているスマホがGoogle端末なら、Gmailの同期は簡単に出来るでしょう。でも、iCloudやZimbra、OwnCloudなどのクラウドサービスとの同期はどうすれば良いのでしょうか?
そこで、Androidのカレンダー・連絡先と、iCloudの同期の方法を説明します。
まず、CardDAV-syncとCalDAV-syncという2つのアプリを用意します。
CardDAV-syncは、GoogleのPlayストアでダウンロード出来ます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.dmfs.carddav.Sync
これを使えば、Androidの連絡先と、CardDAVサービスを使用するアップルのiCloudやZimbraなどとの同期が可能です。
CalDAV-syncもGoogleのPlayストアでダウンロード出来ます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.dmfs.caldav.lib
こちらのアプリは、Googleのカレンダーと、CalDAVサービスを使用しているiCloud、Owncloudなどとの同期を可能にします。丁度、EVO Mail Serverと同じことが出来るわけです。
これらのアプリを使う理由は簡単です。多数のクラウドサービスが、CardDAVとCalDAVのプロトコルを使用しているからなのです。
ちなみに、これらのアプリの詳細は以下のサイトで確認することが出来ます。
http://www.dmfs.org/ (英語サイト)
ただ、これらの方法ではAndoroidユーザーの同期問題を解決するだけです。では、アウトルックはどうすれば、GmailやiCloudと同期出来るのでしょうか?
その答えも簡単です。EVOコラボレーターfor Outlookを使えば良いのです。このソフトウェアは、簡単セットアップで動作し、OutlookとGmail・iCloudとの同期もすぐに出来てしまいます。
現代のモバイルユーザーにとって、CardDAV-syncとCalDAV-sync、そしてEVOコラボレーターfor Outlookは正に三種の神器と言える訳です。
AndroidとiCloud(又はZimbra)のカレンダー・コンタクトを同期する方法