Synology NASサーバーとOutlook 2019のカレンダー・コンタクトリストとの同期方法
Google Calendar Syncサービス終了により、専門のITスタッフを抱えていない中小企業にとって頭を悩ませる問題の一つが、シノロジーなどのNASサーバーのCalDAVサービスとOutlookとの同期です。
そこで、またEVOコラボレーターfor Outlook 2013を紹介する必要が出てきた訳です。簡単ですから、是非活用してみて下さい。
まず、始める前にいくつか準備して下さい。
- WebDAVのセットアップをして下さい。下記サイトが参考になります。
https://outlookandmacosxserver.blogspot.com/2014/10/how-to-sync-synology-dsm-servers-caldav.html - CardDAVアドレスブックサーバーを使用する為、初期設定ではSynology DSMは使用できません。
- Synology DSMのようなサードパーティ製のCardDAVソリューションのインストール及び設定は、下記リンク(英語サイト)を参考にして下さい。
http://sourceforge.net/projects/baikalforsynology/
Synology DSMサーバーのCalDAVサービスとOutlookの同期方法
- 前項目3のリンクに関するSynology DSMサーバーの設定をする。
- EVOコラボレーターfor Outlookをオフィシャルサイト(EVO’s Official Site)からダウンロードする。
- Outlookを起動し、プロフィール設定画面を開く。
- 設定されていない空白状態のプロファイル11を選択する。
- 設定画面の一番右上の欄は空白にしておく。(CardDAV/CalDAVのホストネーム、又はwebcalのURL)
- 上から3番目Calendar URLを入力する。
- Emailアドレス、ユーザーネーム、パスワードを入力する。
- 「TEST」、「Apply」と順にクリックする。
- 設定画面を閉じると、すぐに同期が始まります。
Synology NASサーバーとOutlookのカレンダー・コンタクトリストとの同期方法