2024年5月30日木曜日

GoogleカレンダーをOutlook 予定表、Office365と同期する方法

Googleカレンダーを、Outlook 予定表と同期する方法

前回、OutlookとGoogleカレンダーの同期フリーソフトについての記事を書いてから6年が経ちましたが、いくつかの変更点があったため、最新の情報をお届けします。この記事では、GmailカレンダーをOutlook 2013、2016、2019、2021(最新バージョンはOutlook 365またはOutlook for Microsoft 365に改名されました)のカレンダーと統合して表示する方法をご紹介します。2020年から2022年にかけてのCOVID-19パンデミックの影響で、在宅勤務がますます増えました。自宅からリモートでカレンダー、連絡先、タスクを同期することが、これまで経験のない人にとって課題となっています。




Googleカレンダーと連絡先をOffice 365と同期する方法は既にご存知かと思いますが、今回のアップデートでは、新たにGoogleのタスクリストとOutlookの同期、Googleカレンダーのリアルタイム同期、そしてOutlookで管理するGmailのIMAPとプッシュ通知を使ったリアルタイム同期の方法が含まれています。

無料 Google Calendar Sync フリーソフト
Google Calendar Sync: Error syncing your calendar.Er。ror code: 2016.Please see our Help Center for more information.
同期できない、Gmail カレンダーの同期エラーを修正する

GoogleカレンダーにOutlookを同期

最近、Gmailの連絡先、カレンダー、タスクをWindowsのOutlookと同期する方法を探している方が多く見受けられます。これは、Googleが同期サービスを終了したため、カレンダーの同期時にエラーメッセージが表示されることが原因です。

GmailはGoogleのサービスなので、多くの方がGoogle公式アプリのGASMOで解決しようと考えがちです。しかし、今後はGoogle Apps Syncを使用していたユーザー向けの(フリーソフト)有料サービスを購入する必要があります。




現在、多くの方がスマートフォンを使用しています。もしAndroidのスマートフォンを使っているなら、Gmailのプッシュ通知を簡単に受け取ることができます。しかし、OutlookでGmailを使用している場合、設定した数分ごとにサーバー上のメールをチェックするフェッチ通知を利用せざるを得ません。

では、一体どうすればOutlook 2016-2021でGmailのプッシュ通知が利用出来るようになるのでしょうか?

現時点で、一番現実的で、尚且つ、簡単な解決方法はエボ・コラボレーターを使うことだと考えられます
Outlook 2021カレンダー 使い方

Outlook カレンダーを Google カレンダーと同期できない問題を解決する

それでは、早速その通称エボコラをご紹介しましょう。

まずは、たった8.0メガという、その小さなサイズに驚かされます。

そして、OutlookとECOを同時に動かせば、MicrosoftグーグルヤフーアップルのiCloudなどの現在流通している主要サービスの連絡先・カレンダーとタスクリストをいとも簡単に相互同期をすることが出来ます
Google カレンダー インポート アプリは必要ありません。

EVO Collaboratorのしくみ


エボコラは、OutlookとGoogleのサービス(連絡先カレンダータスクGmail)とリアルタイム同期をするために、沢山の異なるグーグルのAPIを利用しています。CardDAVCalDAVは、連絡先やカレンダーに接触するためのプロコトルです。グーグルはこれらのAPIで同期させ、使用者が必要とするサービスに接続するのです。

Outlook予定表とGoogleカレンダーを同期する方法



とても簡単です。

1. まず、ECOのサイトからEVO Collaborator for Outlookソフトをダウンロードします。 (管理者権限でインストールして下さい)



フリー ソフト


2. 次に、Outlook 2013/2016/2019を開き、上部のバナーからEVOのリボンを選択します。


Outlook側の準備


3. Configure profileをクリックし、上から6番目の Gmail profile(Gmailのプロファイル)を選択します。そして、下図右側の囲い線内に同期させたいGmailアドレスを入力します(ペースト可能)。最後に、下部の「テスト」ボタンをクリックして下さい。

4. Google OAUTH 2.0認証画面が出たら、3で選択したGmailアカウントでログインして下さい。

OutlookとGoogleカレンダーの同期設定
5. 「Apply」をクリックし、最後に「Quit」をクリックすると、Outlookとの同期が始まります。同期終了後に、アウトルックの左下部の「予定表」をクリックし、次に「Gmail calendars」をクリックし、予定表が正しく同期されているかどうかを確認して下さい。同様に、「連絡先」→「Gmail contacts」及び、「タスク」→「Gmail tasks」とクリックし、連絡先及びタスクも同期されているかを確認して下さい。

OutlookとGoogleカレンダーのリアルタイム同期とは?

エボコラの素晴らしい点は、Googleカレンダーとのリアルタイム同期とプッシュ通知が可能なことです。例えば、Androidスマホで作成した予定が、すぐにOutlookのカレンダーに同期されます。エボコラに似た他のアプリケーションでは、手動同期やフェッチ通知のみの対応が多いため、エボコラのこの機能は非常に優れています。私は忙しいビジネスマンなので、自動的に同期してくれる方法が必要です。この点で、エボコラは非常に頼りになります。

Gmailのプッシュ通知とは?

もし、エボコラをインストールしていれば、Gmailに新しいメールが届いた場合、プッシュ機能によって通知を受け取ることが出来ます。Gmailの受信箱にEメールが届いた時、Googleはアウトルックに通知を送ると同時に通知音で知らせてくれるのです。また、Gmailの受信箱と自動的にすぐに同期をしてくれます。

まさに、Gmailとアウトルックが親友となれる時が来たのです!

エボコラを利用することで、グーグルの連絡先・スケジュール・タスクのリアルタイム同期が可能になり、またプッシュ通知を受け取ることも出来るのです。マイクロソフトのアウトルックとグーグルのGmailは、今後は分けて考える必要が無くなるのです。

Google コンタクト API と Google カレンダー API

Contacts API は 2022 年 1 月 19 日に無効になったため、ECO は Google がサポートする別のオープン スタンダードである CardDAV API を使用します。これは、クライアントとサーバー間で連絡先とアドレス帳を転送するために特別に設計されたものです。


何百万人もの人々が Google カレンダーを使用してイベントを管理しています。 カレンダー API を使用すると、アプリを Google カレンダーと統合できますが、ECO は Google カレンダー API の代替手段である CalDAV API を使用します。 利点は、カレンダーとタスクの両方で機能することです。

同期のための追加ツール

ECO 以外にも、GSYNCIT や SYNC2 など、Outlook を Google と同期する方法は他にもありますが、私のおすすめはやはり ECO です。

ICS からカレンダーをインポートする

一部の Web サイトでは、カレンダーの ICS URL を Google カレンダーからエクスポートし、Outlook で購読することも推奨されています。これは一方向のみであるため、お勧めしません。Outlook の Google カレンダーでイベントを変更することはできません。


プログラムが Outlook に保存されている電子メール アドレス情報にアクセスしようとしています

もし、Outlook用の他の同期プラグインを使用している場合、このエラーメッセージがOutlookに表示されることがあります。つまり、プラグインはOutlookのセキュリティチェックを回避できず、非常に煩わしく使用できなくなってしまいます。しかし、幸いにもECOにはそのような問題はありません。

使用している Outlook のバージョンは?

ECO は、バージョン 2010、2013、2016、2019、2021、および Office 365 (Microsoft 365) を含む、2007 以降のすべてのバージョンの Outlook で動作します。 ただし、使用している Outlook のバージョンを知りたい場合は、このヘルプ ページを確認してください。

OutlookとGoogleカレンダーの同期
Outlookカレンダー 同期 アプリ



2023.07.15

2024年5月29日水曜日

Outlook 2019/Office365でGmailを設定する方法

Outlook 2013/2016/2019でGmailを設定する方法


対応アプリケーション:Office 365、Outlook 2016、Outlook 2013、Outlook 2010、Outlook 2007、Gmail、Googleカレンダー、Googleタスク

多くの人がGmailをChromeブラウザで使うよりも、Outlookで使う方が便利だと感じています。そこで、IMAP(POP3)とSMTPを使用してOutlookでGmailを利用する簡単な方法をご紹介します。

outlook_2016_logo

Gmailアカウントの追加

Outlook上でGmailアカウントをセットアップする方法は、以下のステップで簡単にできます。 1.「ファイル」をクリックします。

file_menu_jp

2.次に、「アカウントの追加」をクリックします。

outlook_add_account_jp

3.「電子メールアカウント」を選択し、名前・電子メールアドレス(E)・パスワード(P)を入力し、「次へ(N)」をクリックします。

fill_in_account_info_jp

4.入力情報が間違っていなければ、10秒ほどで自動でGmailが設定されますので、「完了」ボタンを押してアカウントの追加画面を閉じてください。

config_complete_jp

5.ナビゲーション・パネルの左端のGmailアカウントフォルダーを選択して下さい。

navi_panel_jp

他のオンプレミスメールでは、サーバーホストネームなどの少し複雑な情報の入力を求められることも有りますが、Outlook 2019/2016/2013では自動でGmailを認識してくれるので簡単です。

購読フォルダの管理 (Subscription)

Gmailの購読フォルダ全てを購読する必要はありません。例えば、[Gmail]/All Mailというフォルダの購読を省略すれば、読み込みや同期の時間と帯域幅の節約になります。

subscribe_folder_gmail_jp

OutlookとGoogle Gmailは最高の友達

Gmailのほか、連絡先やスケジュール、タスクリストをOutlookと統合して利用できると非常に便利です。これらの情報は外出先でも頻繁に変更が発生するため、すべてのデバイスで同期できるOutlookのアドインを利用することをおすすめします。ただし、2024年現在、Outlookを使用している場合でも、Gmailのプッシュ通知(リアルタイム通知)が利用できない点は残念です。
 

では、お勧めの同期ツールは?

巷には様々なOutlook同期ツールが有ります。gSyncit、Companionlink、 OggSync、Sync2、SyncMyCal、EVO Collaborator for Outlook など、名前を挙げればきりがありません。今のところ、EVO collaborator for Outlookのみが、連絡帳・タスク・スケジュールのリアルタイム同期に対応し、更にGoogleのリアルタイム通知に対応しているようです。もはや、Outlook上でGmailメールサーバーを利用するユーザーにはマストの選択肢といえそうです。

これで、Outlook が Gmail に接続されました。次のステップでは、Google の連絡先、カレンダー、タスクも Outlook に同期します。 このページを開いてください: GoogleカレンダーにOutlookカレンダーを同期  


photo

2024年5月27日月曜日

Googleの連絡先をOutlookに同期する方法

Gmail のアドレス帳とカレンダーとタスクを Outlook 2016 に同期する方法

同期できないエラーコード:error code 2016対処方法)

Google Calendar Sync
「Google Calendar Sync: Error syncing your calendar.Error code: 2016.Please see our Help Center for more information.」
前述のエラーが発生しているため、多くの方がGoogleの連絡先とカレンダーをOutlook 2016/2019/2021と同期する方法を探しています。このエラーは、Googleが同期サービスを終了したためにカレンダー同期時に表示されるものです。

GmailはGoogleのサービスなので、多くの人がGoogle公式アプリで問題を解決しようと考えるかもしれません。しかし、その方法では、ビジネスユーザー向けの高価な有料サービスであるGASMOを購入する必要があります。

Google Calendar Sync、Google CalendarとMicrosoft Outlookのカレンダー間でイベントを同期するWindowsのアプリケーションのサポートは停止されました。我々はほぼ4年前にGoogle Calendar Syncの サポートを終了し、アプリケーションはイベントの同期を2014年8月1日付で停止します。(グーグルのホームページより抜粋)

OutlookとGoogleカレンダーの同期

どうしたらいいか迷ってしまいますね。

現時点では、最も現実的で簡単な解決策は、エボ・コラボレーターを利用することだと思います。

それでは、さっそくそのエボコラをご紹介しましょう。

まず、その小さなサイズであるたった7.8メガには驚かされます。

さらに、OutlookとEVOを同時に利用することで、MicrosoftやGoogle、Yahoo、AppleのiCloudなど、現在広く使用されている主要なサービスの連絡先やカレンダーを、非常に簡単に相互に同期することができます。

CardDAVとCalDAVとは?


CardDAVとCalDAVは、連絡先やカレンダーに接触するためのプロコトルです。グーグルはこれらのAPIで同期させ、使用者が必要とするサービスに接続するのです。

Outlook 2019予定表とGoogleカレンダーを同期する方法

とても簡単です。 

  1. まず、EVOのサイトからEVO Collaborator for Outlookソフトをダウンロードします。
    EVO公式サイト (
    管理者権限でインストールして下さい)
  2. 次に、Outlook 2010-2019 (Office 365) を開き、上部のリボンからEVOのリボンを選択します。

  3. Configure profileをクリックし、上から6番目のProfile(Gmailのプロファイル)を選択します。そして、下図右側の囲い線内に同期させたいGmailアドレスを入力します(ペースト可能)。最後に、下部の「TEST」ボタンをクリックして下さい。


  4. Google OAUTH 2認証画面が出たら、3で選択したGmailアカウントでログインして下さい。

  5. 「Apply」(適用する)をクリックし、最後に「Quit」をクリックすると、アウトルックとの同期が始まります。同期終了後に、アウトルックの左下部の「予定表」をクリックし、次に「Gmail Calendars」をクリックし、予定表が正しく同期されているかどうかを確認して下さい。同様に、「連絡先」→「Gmail Contacts」とクリックし、連絡先も同期されているかを確認して下さい。

オンプレミスのメールサーバー

Gmailは個人利用においては便利なサービスかもしれませんが、大切な情報を保存する際に、そうしたクラウドサービスが完全に「安全」であると断言できるでしょうか?

Googleのプライバシーリークの歴史にはいくつかの重要な出来事があります。

2012年には、GoogleがユーザーのGmailメールを自動的にスキャンし、広告ターゲティングに使用していることが報じられました。これにより、ユーザーのプライバシーに対する疑問が生まれました。

さらに、2018年にはGoogle+のデータ漏洩が発覚し、数百万人のユーザーの個人情報が外部に漏れたと報告されました。この事件により、Googleのデータセキュリティに対する信頼が揺らぎました。

これらの出来事からもわかるように、Googleは過去にいくつかのプライバシーリークの問題に直面してきました。これらの問題は、個人のデータ保護とプライバシーの重要性を再認識する機会となりました。

メールサーバーとは

もし、本当に大事な情報を管理するなら、EVO Windows メールサーバー 構築 を検討してみてはいかがでしょうか?

Googleの連絡先とカレンダーをOutlookに同期する方法
Outlook Google カレンダー 同期